ああああああああああああああ
昆虫キッズ【魔王】 2010/10/13 東高円寺UFO CLUB
啓蒙思想から離れ~
「啓蒙思想って何?」と訊ねられたにも関わらず、筋の通った説明をできなかった自分が悔しくて書きなぐり。冷静に見たら恥ずかしくなって消しちゃんでしょうね。蒙昧無知。。。
できる限り客観で書いてみようかと思ったけど、ダメでした。
あと後藤武士風に文章書くとやりやすい。
啓蒙思想を説明する上で、必ず「理性」という存在(存在物ではないけど)を理解しなくてはならない。手元にある広辞苑第三版で「理性」を引くと
概念的思考の能力。実践的には感性的欲求に左右されず思慮的に行動する能力
とのこと。難しくてよくわからない。ちょっと違うけど、すごーく平たく言えば動物的行動(あれもこれも!みたいな)に対する抑止力、っていう認識でいいのかな。
つか今広辞苑って第六版まで出てるんだね、すげえ〜
閑話休題。
紀元前ギリシアには後の理性の嚆矢となる思想を開くピタゴラスやソクラテスなどの哲学者が既に出現していた。色々あったけど、すごく密接に関係している訳ではないから古代哲学は省略。古代哲学ありきの今現在なんだけどね(でも自分はよくわかってない)。
その前に迫害→公認みたいなプロセスがあるものの、決定打となったのは392年のローマ帝国キリスト教国教化。これは同時にヨーロッパ世界が暗黒時代に突入したってことを意味するんだ。とどのつまりは魔術と宗教が俗世間を支配してしまい、中世ヨーロッパにおいて理性は機能しなくったということ。
そりゃ地球平面説とかがもう常識として刷り込まれていた時代だもん。4頭の象さんと1匹の亀さんが僕達の大陸を支えてるのなんてびっくりじゃない?それこそピタゴラスが1000年近く前に地球球体説を唱えていたのに、だよ。
でもそれが当たり前だった。もちろん当時を生きていたなんてことはないけど、「昼の後には夜が来る」みたいな感覚でそれは確かに存在していたんだろうな。
啓蒙思想はそんな中で生まれた「失われた理性を取り戻そう」という思想。その前に色々な準備段階があったんだけどね。宗教改革とか、ルネサンスとか、大航海時代とか…。でも社会の構造そのものが変わるようなことはなかった。
そもそも啓蒙思想の英訳がEnlightnment。En(名詞の動詞化)light(光,照らす)nmentというのが語源だから、そのままだよね。
18~19世紀にはルソーやヴォルテールを筆頭とする啓蒙思想家たちが主張を展開し、後に第一次産業革命、フランス市民革命、ヨーロッパじゃないけどアメリカ独立戦争などが発生。蒸気機関が導入され、資本主義が誕生し、市民社会に目覚める。もうすごいよね、全部今の暮らしの基幹だよ、これ以上にないエポックメイキング。これらの出来事を起因として人々は理性を取り戻していくと共に、科学と宗教は分離されていく。こうしてヨーロッパ社会の構造は変化し、世界は近代への歩みを一歩進めたんだ。
日本の啓蒙思想家といえば、慶應義塾を創設した福沢諭吉。彼は色々書いてるけど、多分「社会を客観的に見てみろ」ってことを言いたかったんじゃないかな。それも即ち啓蒙主義へのアプローチの一つだし、個人的には一番飲み込みやすい啓蒙思想だと思う。
中世ヨーロッパっていうのは要するに
飽きた